霊障で典型的な症状の双璧をなすのが、肩こり・腰痛などのこりに関するものと、精神的な落ち込みです。
今回は、後者の精神的な落ち込みに関するお話をします。
目次
霊的な原因とその症状
一言に「霊的」と言っても、様々なケースがあります。それによって症状も全く違います。
どんな霊的な原因があるのか、それによってどんな症状になるのか。ということを説明します。しかし、同じ原因でも、人によってその症状の出方は人それぞれという場合もあります。従ってこれから示すものは、一例だということをご了承ください。
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浮遊霊に憑かれた例
浮遊霊というのは簡単に言えば、成仏せずにさまよっている霊です。憑く人に強烈な恨みがあって私怨で憑くのではなく、成仏できなく辛い状態を救ってもらいたいというすがる思いで憑くというケースです。
この場合は憑く人に恨みがあるわけではないので、憑くことによって、何か悪いことをしようとする意思はありません。そのため、別に悪いことではないのではないか。と思われがちです。しかし悪気があろうとなかろうと、憑くことによって悪影響を及ぼすことには間違いありません。
【霊障チェック】肩こり・首こり・腰痛はもしかして霊が原因? お祓い・除霊が必要かも??でも紹介しましたが、人間には霊的に胸のあたりに穴が開いていて、その穴に霊が入りやすいという特徴があります。この胸の穴に霊が入ってしまうと、胸のあたりに霊が留まることになりますので、胸のあたりに違和感を覚えます。この違和感は肉体的な痛みや勝手悪さとして実感することもありますが、心のモヤモヤとして実感することもあります。
このモヤモヤは心をざわつかせたり、暗い気持ちにさせたりしていまいます。つまり気持ちが沈んでしまうんですよね。
また、憑いた霊は、生前の苦しみが解消されないまま存在し続けています。それが辛くてすがっているんですよね。だからかなりのマイナスの感情を発しています。このかなりのマイナス感情がそのまま自分の心に流れてしまいます。浮遊霊の悲しみが精神にダメージを与えてしまうという形です。さらに言うと、その感情とシンクロしてしまい、同じような気持ちになってしまうこともあります。
場合によっては、憑依している対象の人間が幸せな生活を送っていたら、恨みはないけど妬んでしまって、不幸になればいいと呪ってしまうこともあります。そうなった場合は、とにかくその幸せをつぶそうとしますので、気持ちが暗くなってしまう出来事が重なってしまいます。
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狐などの動物霊などからエネルギーを吸い取られてしまう例
動物霊に限ったことではありませんが、霊的なエネルギーを吸い取られて、そのために気持ちが落ち込むことがあります。
エネルギーを吸い取られると、とにかく体が疲れやすく、集中力が低下します。へとへとになってしまうので、やる気が全くでなくなります。
この状態でもへとへとで気がめいってしまうんですが、集中力が落ちることによって、物事を集中してできなくなります。粘り強く取り組むことができないため、やるべきごとがなかなか片付きません。更に思考力も低下して物事をしっかりと考えることができません。そうなると当然、大事なことで失敗してしまいます。仕事などうまくいかなくなります。
つまり、様々な問題を解決することができなくなってしまい、それによって窮地に立たされやすくなります。精神的にかなり負担をかけてしまいます。
更に、たとえば、家事を途中でやめてしまうなど、粘り強く物事を進められなくなりますので、自分のことを怠け者だとか性格が悪い人と卑下してしまいます。本当はそういう人じゃないだけに、あるべき自分がから離れすぎている現状を悲観します。この強い自己否定は鬱の症状を引き起こすなど、精神的にダメージを与えてしまいます。
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生霊に憑かれた例
上記の、エネルギーの低下により「粘り強さがなくなる」「思考力が低下する」ということは、狐などの動物霊などからエネルギーを吸い取られるケースだけでなく、生霊から憑かれた時もその症状が顕著に表れます。
(関連記事もご覧ください。) 【霊障チェック】生霊の仕組みとその特徴!飛ばしやすい人の特徴からチェックリストまで
生霊に憑かれると、「寝付けない」「途中で起きてしまう」「睡眠時間をしっかりとっても寝た気がしない」というように、睡眠に影響が来ることが多いです。このような症状が発生してしまうと、常に睡眠不足のような状態になります。
これはかなり深刻でかなり気がめいってしまいます。睡眠不足からくる体の不調、気持ちの落ち込み、仕事のパフォーマンスの低下、これらが複合的に襲ってきます。それにより更なる精神的な落ち込みに拍車をかけてしまいます。
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悪意のある霊に憑かれた例
普通の浮遊霊とは違って、憑く対象を恨むなどの悪意がある場合は、その対象が不幸になることを目的として憑いています。
例えば、ご先祖様が人を沢山殺してしまったとしましょう。その殺された霊たちが恨んで、そのご先祖様に憑くだけでなく、その子孫までその恨みの矛先を向けるということがあります。それらの恨みをもった霊は、恨みを晴らすために、その血筋が不幸になることを目的として憑きます。お金がなくなるように仕向けるなどがそれにあたります。しかしもっとも優先されることは、その血筋が途絶えること。
具体的に言えば、結婚ができなくなること。できてもすぐに離婚してしまうこと。子どもが産まれないこと。妊娠しても流産してしまうこと。そして自殺させること。なんです。
自殺させるまで落ち込ませることが、一番ダメージを与えることになります。
場合によっては「全く悩みがなく楽しい生活なのに、自殺したいと思ってしまう」という状態になることもあります。
これは私も経験があります。
ある深刻なお祓いの依頼があって、その依頼の打ち合わせが終わり、依頼を引き受けることが決定した瞬間、「死にたい」と思ったんです。
その時、仕事も恋愛もうまくいっていました。むしろこんなに楽しい毎日でよいのかと思ったほど。なのに、何かに絶望して死にたいと思いました。何に絶望したのか今でも分かりません。とにかく絶望したんです。
私は瞬時に依頼を受けることになったお客様に憑いている存在の仕業だと理解し、すぐに対処をしました。すると、自殺願望がきれいさっぱりなくなりました。
意味不明な自殺願望。それはいきなりきます。そして、踏ん張らなければ、本当に自殺してしまいます。
場合によっては致命的な状態を引き起こすこともあるんですね。
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魂や脳への爪跡を残す霊障もある?!
このように、霊が憑くことによって精神に影響を与えることはお分かりになったでしょうか?
精神ダメージもある程度のものでしたら、元に戻ります。まるで、ばねを伸ばしても手を放したら元に戻るように。
でも、ばねを伸ばしすぎたら元に戻らなくなることがあるように、強いダメージを長期間にわたって受け続けた場合。お祓いをしても元に戻らなくなることがあります。
霊が傷つけた爪跡が、魂にしっかり刻み付けられ、元に戻らなくなったり、脳に直接ダメージを与えられて、精神疾患を引き起こしてしまいます。
ちなみに、霊的な影響を受け続けると、脳の疾患、たとえば脳梗塞やくも膜下出血などで亡くなる確率が格段に上がります。
魂と脳は密接な関係があります。魂が傷つけられると脳も傷つくということです。
魂が傷つけられる分には、私のような霊能者が対処が可能な範囲ですが、脳が傷つけられたらどうしようもありません。
鬱や統合失調症も霊障が悪化してそこまでいってしまうことがあります。
そのため、お祓いなどをして、劇的によくなることもありますが、魂が傷つけら、脳が傷ついてしまったら、お祓いをして霊を取り除いても、爪跡は残ってしまう。
そんな場合は改善するのが難しいです。
その場合は、霊を祓うという意味で、霊的なアプローチ。脳外科や精神科からの医学的アプローチの両方が必要になってきます。お祓いだけですべてがうまくいくことばかりではないということです。
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まとめ
今現在、精神疾患で苦しんでいる方が多くいます。その方々の多くが、精神科や心療内科に通って、医学的なアプローチでしか改善方法がないと思っているでしょう。しかし、その中の一部は霊的なことが原因で苦しんでいる方々です。
精神疾患だから全て霊が原因だとするとはいけませんし、お祓いを受けたらすべてがうまくわけではありません。ただ、1つの可能性として知っているかどうかで、適切な対処ができるかどうかが決まってくる部分もあると思います。
少しでもこの記事がお役に立てばと思います。
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