霊の声が聞こえる。霊がいつも話しかけてきて困る。
こういう言葉だけを聞けば明らかに霊によるもので、しかも深刻なことだ。そう思われることでしょう。実際、何もないところから声がすると霊の仕業だと思ってしまっても仕方ありません。しかし、それは本当に霊の仕業なのか。
ということが今回のテーマです。
まず初めに断っておきますが、本稿は、霊の声が聞こえるというものは霊障ではなく、医学的なものが原因の場合が多いというものですが、全て、医学的なものが原因というわけではありません。中には霊的なものが原因で引き起こされる場合もありますのでその旨よろしくお願いいたします。
目次
霊の声が聞こえるということは……
霊の声を聞くための難易度
霊の声が聞こえるというのは、結構高い難易度です。プロの霊能者として活躍するレベルになってしまいます。このような能力があった上で、このような症状が引き起こされるのでしたら分かりますが、全く普通の生活をしていて、いきなり声が聞こえるというケースは疑った方がいいです。
また、波動があったから話すことができた。気持ちがつながったから聞こえた。と言われる方もいますが、波動があったり気持ちがつながったとしても話すことはできません。だったら誰しも波動さえあえば霊と会話できるということになります。霊と会話するってそんなに当たり前の現象じゃないですよね?
霊障の多くが
霊障の多くが、体の痛みや精神の乱れです。幻聴や幻覚はほとんどありません。つまり、いくら悪魔憑きや動物憑きなどで瀕死の霊障を受けたとしても、霊の声が聞こえるという症状はほとんどありません。
霊の声が聞こえるから霊に憑かれたという方の多くは、体の痛みや精神の乱れなどの通常よくある霊障はほとんど見られず、霊の声が聞こえることだけ。という場合が多いです。ということはどういうことか。察しはつきますよね?
霊的に矛盾する話をする
本当に霊だったら、霊的な法則にしたがっているはずです。
例えばこういうことがありました。お客様は自分だけが聞こえる声が聞こえるようになったらしく、それを霊の声だと思ったようです。その霊は「俺は生霊だ。お前に恨みはないが、お前にはエネルギーがあるのでとりつくことにした」といったそうです、みなさんお気づきですか? 生霊は強い執着でもって憑く生きた人の魂です。恨みがないのに憑くはずありません。
このお客様は、生霊というのは、性格の悪い人が無差別に飛ばすものだと思っていたようです。だから恨みがないけど生霊を飛ばしてもおかしくないと思ったようですね。
つまり、この霊だと思っている存在の声は、実際に生霊なんかではなく、その方が生み出した何かだということです。
霊の声がするといわれる方の話をよく聞くと、このような矛盾点が散見される場合があります。
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霊の声が聞こえる人によくある症状
統合失調症や人格障害などと診断されている
統合失調症は、人により症状に違いがあるとは思いますが、その症状の代表的なものとして幻聴というものがあります。これは常に誰かの声が頭に響き、話しかけるというものです。つまりこの症状が霊からの声だと思ってしまう場合があるということですね。
また、人格障害や解離性障害などでは、自分の中に別人格がいるという自覚をします。また別の人格に入れ替わることがあります。これが霊が憑いて、その存在が自分の中で荒らしていると思ってしまうケースもあります。
声が聞こえる方に、精神病の既往歴があるかと聞いたら、大体あるとお答えになりますね。
また統合失調症などの精神疾患は、霊障によって引き起こされる、つまり霊が憑くことにより、様々な霊障が起き、それが精神病院で統合失調症と診断されるというケースもあります。しかし、何者かの声が聞こえるというケースに限って言えば、その多くが霊障ではなく、統合失調症などの病気が引き起こす原因だということが非常に多いです。
霊的なものだと決めつける傾向にある。思い込むと止まらない
例えば「私に生霊が憑いているんです。生霊の声が聞こえます」といわれることがあります。どうして生霊だと思ったのか聞くと「霊が自分で生霊って言ったから」「生霊しかあり得ないから」といわれます。
霊が自分で生霊って言いませんし、生霊しかありえないって、そういうことを判断するのは霊能者などのプロの領域です。いわば、医者じゃないのに病気を確定するようなものです。
つまり、根拠に乏しいのに、霊の仕業だと決めつけてしまうんです。冷静になって考えれば、それは霊の仕業じゃないかもしれないと思えるのに、そうならない。
これも統合失笑調などの症状の1つです。
霊的な声は本人を罵倒するような発言が多い
誰かの声が聞こえる方は大体その方を罵倒することを言われます。
「お前は生きる価値のない奴だ」「俺は死んでこんなに苦しいのに、どうしてお前はのうのうと生きているんだ」「頼むから死んでくれ」「お前は生きる価値のない奴なんだ」
などなどです。統合失調症もこのように本人を否定する言葉が聞こえ続けるそうです。
霊能者とトラブルを起こしやすい
霊能者にお祓いを依頼しようとしても、上記のように、霊の仕業だと決めつけてしまったり、統合失調症などの病気のために、支離滅裂な言葉になったりするなど、うまく人とコミュニケーションがとれないために、トラブルを引き起こしてしまいます。
霊の声が聞こえるといわれる方の多くが、様々な霊能者とトラブルを起こして、連絡できなくなったといわれています。
蒼色庭園ではよほどのことがないかぎり、じっくりお話を聞かせていただきますし、きちんとお話しようとしますが、なかなか会話が困難な方が霊の声が聞こえる言われている方に多いのは確かです。
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どのような対処をするべきか
霊的なものと病気によるものとを分けて考える
全てを霊のせいにするのではなく、病気によるものかもしれないと思うことです。統合失調症など重い精神疾患に罹ると、霊のせいにして、お祓いによりよくなることを考えてしまいます。なかなか病気が治らないことを考えれば、霊的なもののせいにしたほうが救いがあるかもしれません。しかし、お祓いでは、霊的なものが原因でないかぎり治すことができません。純粋に病気によるものだったら、お祓いなんて全く効果がないんです。
霊的なものと病気によるものを分ける。これは非常に大事なことです。
医学的なアプローチを疎かにしない
統合失調症や解離性障害など、病院にかかれば確実に治る。というものではありません。いくら薬を飲んでもよくならないから、医者を信用しないという人もいるでしょう。だからといって、医学的なものが原因の疾患をお祓いでよくすることはできません。統合失調症や人格障害、解離性障害など診断されたら、霊的なことを疑うことも間違いではありませんが、冷静に考え、双方の可能性をしっかり考えるべきだと思います。
最初から統合失調症の全てが霊障だ。病気なんかではない。絶対霊障だ。といわれる方もいますが、決めつけずあらゆる可能性を考えて対処していくことを考えていかないと、結局根本解決はしません。
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まとめ
「霊の声が聞こえる」
これは、霊障としてはまれでほとんどありません。霊能者や霊感のある方が霊の声が聞こえるというならまだしも、普通に生活していた人がいきなり聞こえることはないものです。
霊のせいだと決めつけず、あらゆる可能性を冷静に考えることをお勧めします。
蒼色庭園では、今の症状が霊障かどうか判断し、霊障だったら対処することができます。
また蒼色庭園では、土地の霊視鑑定・お祓いも行ってます。
サロンに来れない御客様も、写真から遠隔で霊視鑑定・お祓いできます。
仁科様、統合失調症のまーぼーですが、
あっちのページからこちらをみましたが、私は中学生くらいから霊感?かどうかはわからないですが、デジャブをよくみてました。これは某掲示板だと霊感はある程度強いみたいですが、このページの霊的なものと分けて考える。とはどう言ったことでしょうか?また、ちょっと遠隔診断をお願いしたいのですが、中には遠隔診断ってのはよっぽど力のある霊能力者でないと詐欺みたいなものもある。って聞いてどうしようかと思ってますので、
仁科様はホンモノの霊能力者ですよね。よろしくお願いします
霊的なものと分けて考えるというのは、統合失調症である以上、病気の症状として現れている症状もあるということなんです。
まーぼーさんが霊障と思っていることが全て霊が原因で起こっているとは限らないということです。
まーぼーさんが聞いている声は本当に霊の声か。
統合失調症の症状かもしれない。
そういうことも考えられます。
デジャヴを見ることと霊感はイコールじゃありません。
またデジャヴと霊の声を聴き分けることともイコールじゃありません。
この部分は混同されない方がいいかもしれませんね。
確かに中には詐欺みたいな人もいるかもしれません。
誠心誠意込めてお仕事をさせていただいていますが、
その部分を判断するのはお客様ですので私の口からはなんとも言えません。
ただ、料金も結構かかるサービスなので、まーぼーさんが心から安心してお願いできるところに依頼されるのがいいと思います。
詐欺かもしれない。など少しでも疑いをもたれ、迷われているのでしたらご依頼されない方がいいかもしれません。
本サイトをしっかりと読まれ、迷いがなくなったときにお声掛けくださいませ。
初めまして。24歳♀です。長文失礼致します
少々妙な事があるのですが
まず、私の母は第六感が非常に鋭い人で、私が経験した中では3.11の大地震のあった日の朝など 学校へ行った私や仕事へ行った父にガタガタ震えながら「何かとても怖い、ザワザワして気がおかしくなりそう 、早く帰ってきて」などと電話をしたり 嘘くささや作為をまったく感じない霊体験をしたり、とにかく何をどう考えても全く第六感のせいとしか説明のつかない、信じざるを得ない出来事の多くある人ですが 私には全くそういう第六感の冴えはありません。
ただ、ここ数日 どう考えてもすぐ近く、ワンルームの部屋のどこかかすぐ外くらいのところから 遠くへ呼びかけるような大きなものでない「おーい おーい」という男の人の声が聴こえています。私へ呼びかけているという感じではありません。「おーい」以外のことは何も言いません。特別不安を感じさせたりするような威圧感や不穏な雰囲気もなく 普通にただ 少し離れた所にいる親しい人に呼びかけるような穏やかな声です。
私はまず家の中や周りをくまなく調べ、誰もいないことを確認し、二軒の心療内科へ行きました。まず「妄想かも、幻聴かも」と自分で思って行った時点で精神疾患の可能性は低いなと思ってはいたのですが 案の定何も精神疾患はありませんでした。
肩凝り…肩の重さは、そもそも血行が悪いので子供の頃からずーっと持っていますし、他の体調不良も 虚弱気味な体質のせいですし 何より霊的な体験をしたことの無い私が突然そういった能力に目覚めるとも思えませんし 霊障とは考えづらく…
精神疾患ではないとなると……仁科さんのご経験の中に、こういったことはありましたか?
霊障かもしれない場合、お祓いなどお願いした方が良いでしょうか?
お返事が遅くなり大変申し訳ありませんでした。
「おーい」という言葉だったらむしろ霊の声の可能性が高いです。霊感がないと聞き取れない霊の言葉は、かなり具体的で会話をしているような言葉についてです。
従って、霊感に目覚めたとかじゃなくても聞こえる可能性が高まるということです。
霊障の可能性が高まりますので、是非鑑定を受けられ、お祓いされることをお勧めいたします。
なるほど、そうなのですか…どうもありがとうございます。
私も29年前から統合失調症を患っていますが、子供のころから家の仏壇の前で伸びをしたら倒れたとか、金縛りにあって目を開けたら壁と天井一面にお経のような文字がみえたとか不思議な体験がたくさんあります。元もと霊感の強い家系で母方の祖母が昔、頼まれれば霊視してあげていたそうです。それから父方のほうにも強い守護霊がついていて、200年から300年前に自殺した22歳から23歳くらいの霊が私たち姉妹の守り神として、姉妹の間を飛び回って守ってくれていると他の霊媒師の人に見てもらっています。今回はもう二年くらい前から幻聴が治まらないので相談させていただきました。複数の人間の声が入り混じって聞こえます。有名芸能人の家族だと名乗っているのですが私は本気にはしていません。この有名芸能人は15年くらい前から幻聴の中で名前が出てきていますし家の中で幻影も見ています。が、私は統合失調症という診断を受けているので病気によるものなのか霊障なのか判断がつきません。霊障ならばお祓いを受けたほうが良いと思うのですが、病気による症状なのか自分では判断がつきません。どうしたらよろしいでしょうか?
そうですね。有名芸能人の話あたりは、幻聴の可能性が高いですね。しかし全部が全部幻聴ではなさそうなので、憑いているものを特定して祓った後、残ったものが幻聴だと区別していくというやり方が一番いいのではないかと思います。
おそらく霊障もまあるさんの症状には含まれていそうなので一度霊視をさせていただきたいです。