霊的によくないことをしていなくても、家系に憑く霊や呪いがあれば、お構いなしに霊障が降り注ぎます。
また、個人に憑く霊よりも家系に憑くものは霊障が激しく、寝たきりになってしまったり、全てが悪い方向にいって人生に対して前向きになれないということも多くあります。
今回はこの家系に憑く霊や呪いについて解説します。
目次
家系に憑く霊・呪いとは何か?
通常は人や土地に霊が憑くものです。ですが、個人ではなく、家系そのものに憑くことがあるというのが今回のケースです。
個人に憑くわけではないので、子どもが産まれたらその子どもにも引き継がれますし、結婚して嫁いできた方は、嫁ぎ先のものを引き受けてしまうこともあります。
昔の怪談にあった
「この恨み忘れるものか。末代まで祟ってやる」
という台詞そのものです。
恨みを残して死んでしまい、その霊がずっと憑くケースもあれば、その恨みの念がまるで呪いのような術にかわり、それが末代まで継承されるということです。
個人に憑くことにとどまらず、末代まで継承されるということは、よほどの恨みをもって死んでしまったということや、恨みをもって死んでしまった人の数がかなり多いということを指します。
間違いなく明確な悪意があってのことなので、霊障が激しいのはある意味当然のことかもしれません。
ただ、このような恨みをもたれるというのは、いわばご先祖さまが行ったことで、今現在、霊障や呪いを受けている本人がやってしまったことではありません。ご先祖様がされたことの報いを今受けてしまうというのは、なんとも皮肉なものです。
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家系に霊が憑く具体的な仕組み
1人に憑くわけではない
恨みをもっている1人に憑くのではなく、家系に憑きますので、一族のほぼ全員に同じものが憑きます。
霊が合体して狐が憑く場合がある
家系に憑く場合は、浮かばれない霊の数が数百、数千ということもざらにあります。これらの霊が個別に憑くのではなく、そこまで多いと合体することが多いです。主に狐に変化します。動物霊の狐は、動物の狐が死んでしまって動物霊になるわけではありません。
結婚して名字を変えた女性は、ご主人の家系の呪いを受け継ぐ場合がある
結婚すると、名字を変えた方の家系の因縁を背負います。逆に、結婚することで実家の家系の因縁から逃れることもあります。結婚というのは霊的にも契約行為になり、それが継承されることになります。
親が亡くなるとその因縁を子が受け継ぐ
両親が亡くなると、親が背負っていた因縁が子どもに乗っかります。そのため、親がなくなった途端に霊障が倍増して致命的な苦しみを味わうという流れになることもあります。もし両親がなくなったと同時に、体調が悪くなったらこのことを疑ってみる必要があるかもしれません。
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考えられる原因
ポイントは、個人ではなく末代まで憑いたり呪ったりするということです。それだけ大変なことをしてしまったということ。恨んでいる人が多いということです。
ご先祖様が地主で、土地を搾取していた
地主の全てが恨みを買うわけではないでしょうが、家を大きくしていくには、どうしても厳しくしないといけない部分があるようです。
借金を返せなかったら土地を没収したり、土地を貸している人に対して高額の使用料を取ったりして、家を大きくしていく一方で、搾取される側は生きていく術がなくなり亡くなっていく。このような流れで、憎みながら亡くなっていく人が重なって膨大な憑依、そしてそれが呪いのような形態を作っていく。
このような経緯があってその報いを子孫が受けるというパターンです。
ご先祖様が武士でたくさんの人を殺していた
武士という仕事は、戦により人をたくさん殺してしまいます。武士同士ならまだしも、民間人を巻き込んで大量虐殺をしてしまうと家系に憑いたり呪われたりするほど深刻な事態に発展するケースが多くなります。
寺社を焼き討ちにした
歴史的に寺社は武士も含む多くの人の心のよりどころになる一方で、時の権力者から恨みを買いやすく焼き討ちにあうことも結構あります。これは非常に霊障が強く、一族が根絶やしになってしまうほどの威力があります。
神社やお寺はそこに神様だけがいらっしゃるのではなく、精霊や神の眷属としての狐がいたりと、様々な存在がそこで共存しています。この場合、神様から罰が当たるというより、その方々の恨みを買うという形が多いですね。
いずれにしろ、神をないがしろにする行為は罪が重いと言えるかもしれません。
このケースの場合はお祓いや除霊というより、その方々と直接対話して、許していただけるように交渉するという流れが一般的です。霊障の解決は力でねじ伏せるという方法だけじゃないということです。
村を焼いた
戦をしていく過程でたいまつ代わりなどの理由で村を焼くことがあります。これは無差別殺人になり、多くの方が亡くなってしまいます。この理不尽な理由で殺されたということについて恨みを買ってしまいます。
殺してしまった人数が多すぎるので、それだけ霊障は激しくなります。
ご先祖様が稲荷神社で願掛けをして願ほどきをしていなかった
稲荷神社にまつられているのはおいなりさん。つまり狐ですね。きつねは神の眷属としての役目を負っていますので非常に尊い存在だと思うのですが、時にその役目から離れ、自分勝手な動きをする狐も多く見られます。
その中でも深刻なのは、民衆からの信仰を集めることで自分は神になったと勘違いし、さらなる信仰を集めようとすることです。信仰心はエネルギーなので、それを集めることで力が充実します。その力を求めるがあまり、信仰する人が離れるのを嫌い、離れようとすると罰を当てることもあります。
その中でも、稲荷神社に商売繁盛などの願掛けをして、その望みが叶ったとたんに願をかけていたことを忘れ、参らなくなった。もしくはお礼まわり、願ほどきをしないで、うまくいった商売に没頭するケースは狐の恨みを買いやすく、家系に憑依したり呪いがかかったりするケースです。
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考えられる霊障
基本的に家系を根絶やしにする動きです。
結婚がなかなかできない。できても離婚する
子孫が残りにくくする動きです。独り者や×がついた人が多い傾向にあります。
結婚したくても巡り会えない。結婚直前までいっても考えられない理由で破談になるなど、いかにも何か別の力が働いているのではないかと思ってしまうものです。
子どもがなかなか産まれない。産まれても幼くして命を落とす
こちらも子孫が残りにくくする動きです。子どもに恵まれません。妊娠しても流産したり、産まれても早く亡くなったりします。跡取りが産まれないというのは深刻で、家族全体が暗くなってしまいます。
また、子どもが産まれたときに、母体の体力の低下につけこみ、母体の深いところにとりつき、産後鬱を発症させることもあります。
自殺者がでる
家系に憑かれると、とにかく運が悪くなります。いろんなことがうまくいきません。
家系全体がそのような流れになりますので、その不運に耐えきれず自らの命を絶つ人が現れてもおかしくありません。また、元々精神的に不安定で鬱的な傾向に陥りやすいので、さらにその傾向は顕著になります。
ギャンブル依存症など散財してしまう
パチンコや競馬などにはまってかなり散在してしまいます。ギャンブルじゃなくても、金銭感覚がおかしくなって借金を負ってしまったり、お金がかかるような出来事やトラブルが立て続きに起こったりと、とにかく、お金が逃げていく傾向にあります。これは、その家系全ての人に該当するわけではないですが、
感情が安定せず、DVなどゆがんだ行動をしやすい
よくある現象としては、自己中心的になって、親族同士が協調性をもつことができなくなる。これは遺産相続問題など親族間で解決しなくてはならないものがこじれます。また、ヒステリックになりやすく、DVなど歪んだ行動に進みやすいです。そのため親族間非常に仲が悪く、荒んでしまい増す。
犯罪者がでる
上記の通り、自分自身をコントロールすることが難しくなるため、時には犯罪行為に走ってしまいます。犯罪者が親族の中で出てしまいます。
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考えられる対策
稲荷神社に願ほどきをしていなかったら、今からでも願ほどきをすることです。それ以外が原因の場合は、お祓いしかないように思います。
自分自身でどうにか対策をとることが困難なほど、霊障は深刻ということです。
たとえば、風邪ぐらいでは、よく睡眠をとったり市販薬を飲めばよくなりますが、ガンなどは自力でどうにかなるものではなく、病院に罹らないとまず助からないですよね? それに似ています。
死人がでかねないほど深刻な場合も多いですので、気になったらまずは対処できるところに行くことをお勧めします。
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まとめ
蒼色庭園では、家系に憑く霊、呪いの対処を行っています。それが家系に憑いているのかどうか判定することも含めてお役に立てるのではないかと思います。
気になった方はお問い合わせを。
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コピペされてますよ
http://black.ap.teacup.com/noroi4/57.html
ご報告ありがとうございました。
早速通報させていただきました。
今後とも蒼色庭園を宜しくお願いいたします。