産後鬱とは一般的に、子どもを出産することにより、急激な環境の変化、子どもをしっかり育てないといけないという重圧、またはホルモンバランスが崩れることにより、出産後大変な思いをすることです。
私は、この産後鬱についての相談を結構受けます。相談内容を聞いたとき。つまり、タロットカードを開く前、霊視をする前は、「これは医学の領域であってスピリチュアルの介在する余地はあるのだろうか?」と思っていました。しかし、鑑定に入ると、真相は違っていました。
この記事で産後鬱についてのスピリチュアル的な視点からみた見解を書かせていただきます。
ただし、産後鬱にも様々なケースがあると思います。これから書く見解が全ての産後鬱に該当するとは言えませんので、その旨ご了承ください。
気になったら今すぐ
目次
産後鬱の具体的な症状
産後鬱の一般的な症状をまとめました。
眠れない。寝付けない。寝た気がしない
眠れないのは精神的に非常に大きいダメージを与えてしまいますね。
疲労感が大きくいつもヘトヘトになってしまう
まるでエネルギーが全くなくなった感じというとわかりやすいかもしれません。疲れているというより、エネルギーが尽きているというような感じです。
集中力・判断力が低下する
疲労感やヘトヘト感があると、粘りがなくなりますので、当然集中力判断力が低下しますね。何も考えたくなるという感じです。何もしたくなくなりますので、何か同じことをずっとやることも困難です。しかし、家事などやることは多いわけで、それができなくなるし、それをできない自分を責めてしまうという悪循環です。
上記3つは生霊憑きの霊障の典型です。産後鬱として対策を考えていくと同時に、出産することにより誰かから生霊を飛ばされた可能性を視野に入れるのも必要かもしれません。たとえば、今回の出産が第一子の場合、結婚に際して、ご主人にずっと想いを寄せていた女性がいて、その女性から嫉妬されていないかなど。生霊は恨みや愛情など対象に対する執着からきます。
詳しくはこちらまで
【霊障チェック】生霊の仕組みとその特徴!飛ばしやすい人の特徴からチェックリストまで
訳もなく落ち込んだり、イライラしたりする
とにかく精神が不安定になって、落ち込んだりイライラしたりします。これは憑依による霊障でもよくある症状ですね。
子どものことがかわいい、愛していると思えなくなる。夫に対しても愛情がなくなり無関心になる
ご本人からするとどうしてそう思ってしまうのか分からないようです。子どものことは大切なはず。好きなはず。でも愛せない。この矛盾感が本人を苦しめることになります。当然ですが、子どもは、よく泣きます。夜も夜泣きをしますね。それに耐えきれなくなるそうです。
気になったら今すぐ
スピリチュアル的な解釈
産後鬱で相談に来られた方が結構いましたが、その方々を霊視したら同じ傾向がありました。
それは、お子さんがお腹の中にいるときに、お子さんが健やかな状態で生まれてほしいと強く願っていた。ということです。
共通して、お子さんに対する愛情が非常に強かったんです。
だからこそ、お子さんが生まれてからのお子さんに対する愛情の喪失、体が辛すぎて何もできないという状態が、出産前の気持ちと真逆なので戸惑うというところもあるかもしれません。
実際に霊視をしてみると
出産時に、母体のエネルギーのほとんどをお子さんに注ぎ込んでしまった。
という状態でした。
つまり、母体にエネルギーが残されていない状態だったんです。お子さんを愛するが故の結果だったんですね。その結果、エネルギーが枯渇してしまい、生命力が極端に落ちてしまいました。
体が動かない。何もやる気が起きない。気持ちが高まらない。集中力がなくなる。思考力がなくなる。家事など身の回りのことができなくなる。身だしなみを整えることができなくなる。
そして、
お子さんを愛せなくなる。
という状態になってしまった。そういう結果でした。私の霊的な対処は同じ。もう一度お子さんと霊的につないで、注ぎ込みすぎていたエネルギーをお母さんに返してあげること。
これはお子さんのエネルギーを減らしてお子さんに負担をかけるというわけではありません。余剰のエネルギーですので、戻しても差支えがないわけです。
このような処置をすると、産後鬱の症状が全くなくなった。という報告を多くいただきました。
もちろん、産後鬱の全てが「出産時に母体のエネルギーのほとんどをお子さんに注ぎ込んでしまった」というものとは言えません。あくまでも、ごく一部だと思います。ですが、そういうことが原因で起こりうるというのは確かです。エネルギーを戻すという処置で劇的な変化があったという事実からもそれは言えると思います。しかも1件ではなく結構多くの事例でそのような結果が出ています。
気になったら今すぐ
お子さんへの愛情から起こりうることで怠け心や愛情不足ではない
産後鬱になると、どうしても「自分は人として間違っているのではないのか」「母親として失格なのではないのだろうか」「子どもを産むべきではなかったのではないか」そう思って自分を責めます。
でも私は言いたいです。母親失格ではない。お子さんのことを自分の生命力を賭してまでも大事にしていたということ。むしろ母親の鑑だと。
産後鬱についてはいろいろな考え方があると思いますが、私は上記のような考え方でいます。
産後鬱で苦しまれている方。もしかしたら、今回の記事で紹介したようなことが原因で起こっているとしたら、我々で少しでもお役に立てることがあるかもしれません。
お問い合わせだけでもしていただけると幸いです。
宮崎以外の遠方のお客様でも遠隔で行っています。
気になったら今すぐ